顎関節症について
このようなお悩みはありませんか?
- 口が開きにくいことがある
- 食事をするときや、笑うときなど、口を動かすときにあごが痛い
- 口の開閉時にあごが鳴る
『顎関節症』は、あごの関節が上手く動かせなかったり、食べ物を噛むときに痛みなどの違和感をおぼえたりする方が多いです。
原因はさまざまありますが、例えば顎関節の周囲にある筋バランスの崩れや、姿勢の悪さ、ストレスなども原因のひとつになり得ます。
『顎関節症』の原因はあごだけではありません
あごに負担がかかる悪い癖
・固い食べ物を噛むときなど、あごの片方ばかりで噛む
・普段、頭を片側に傾けている姿勢をとる
・片側ばかりで頬杖をつく
上記のような癖で左右のバランスが崩れる状態が続くと「ゆがみ」が強くなり、あごに負担がかかってきます。
骨盤がゆがみやすい姿勢
『脚を組む』『肘をつく』などの状態で日常生活を送っていると、身体は徐々にゆがんでいきます。
その「ゆがみ」が強くなると違和感から痛みへと変わっていきます。
噛み合わせの悪さ
噛み合わせの悪さを引き起こす原因は、大きく分けて3つ考えられます。
・虫歯
虫歯によって歯の形が変化したり、虫歯治療のため歯を削ったりすることで、歯並びが悪くなります。
その結果、噛み合わせが悪くなりやすいです。
・子どものときの癖
小さいころは指を吸ったり、身近なものを何でも噛んだりすると思います。
成長していく過程でそのような行動が多いと、歯の生える向きが変化し噛み合わせが悪くなることがあります。
・生活習慣
普段から、やわらかいものばかりを食べていたり、よく噛む習慣がなかったりすると、口周りの筋肉が十分に発達せず衰えてしまいます。
あごが発達していないと、歯が並ぶために必要な空間を取ることができず、歯列が凸凹になりやすいです。
このように、『顎関節症』になる可能性は誰にでもあります。
『顎関節症』の分類について
『顎関節症』は以下の種類に分類されます。
・あご周りの筋肉に原因がある「咀嚼筋痛障害」
・あご周りの靭帯や関節包に原因がある「顎関節痛障害」
・関節円盤という軟骨に原因がある「顎関節円盤障害」
・骨の変形などに原因がある「変形性顎関節症」
「変形性顎関節症」を除けば、『顎関節症』は大きな負担がなければ症状は軽い痛み程度で、自然治癒することも多いです。そのため、安静にすることも重要となります。
日常的な癖の他、集中するときや運動するときの無意識な『噛みしめ』、就寝時の『歯ぎしり』などがあると、なかなか症状は改善しにくいです。
当院では、お身体のゆがみを治すことによって『噛みしめ』や『歯ぎしり』を防ぎ、『顎関節症』の予防や痛みの改善を行うことが可能です。
『顎関節症』の症状でお悩みの方は、是非ご相談ください!