ドケルバン病について
このようなお悩みはありませんか?
- スマートフォンを使うときに手が痛む
- パソコンを使うときに痛みが出てタイピングできない、またはしにくい
- 親指を動かすと痛みがある
- 肘や手首、指がスムーズに動かせない
ドケルバン病は腱鞘炎のひとつで、手首の親指側に起こる症状を指します。手首と親指をつなぐ筋肉の腱である、長母指外転筋腱と短母指伸筋腱を覆う腱鞘が炎症を起こすもので、狭窄性腱鞘炎とも呼ばれます。
ドケルバン病の症状
手首には伸筋支帯というトンネルがあり、そのトンネルが細かく6個の区画に分かれています。ドケルバン病は、トンネルの親指側を走っている第一区画にある、長母指外転筋と短母指伸筋という筋肉の腱がトンネル(腱鞘)によって締め付けられて損傷している状態です。
主な症状には、手首の親指側の腫れや痛み、熱感が挙げられます。手を前に伸ばし、親指を中に入れて握った状態で手首を小指側に曲げたときに強い痛みを感じます。
ドケルバン病の原因
ドケルバン病は、主に手首や親指の使いすぎによって発症します。親指に負担がかかるような動作を続けて行うことで、痛みが強くなりやすいです。利き手に起こるとは限らず、どちらの手でも起こり得ます。
近年では、パソコンやスマートフォンの使用により、ドケルバン病を発症する方が増加しています。長時間にわたるキーボードの使用や、スマートフォンの片手操作は手首や親指にかかる負担が大きいためです。美容師や料理人など、手を酷使する職業の方も注意が必要です。
また、ドケルバン病は女性ホルモンのエストロゲンが深く関わっているとされており、ホルモンバランスの乱れにより発症する場合があります。そのため、男性よりも女性の方が発症リスクが高く、特に妊娠出産期や更年期の女性が発症しやすいとされています。
ドケルバン病は当院にお任せください
ドケルバン病は、治るまでに時間がかかる疾患です。そのため、しっかりと適切な処置を行うことが一番大切になってきます。
熱感がある際はしっかり冷やし、周りの筋肉をほぐすことで痛みを軽減することができます。当院では、今感じている痛みに対してハイボルトという機械を用いてアプローチしていきます。
少しでも痛みを感じている方は当院に一度ご相談ください。