足関節捻挫について
足関節捻挫とは
足関節捻挫とは、足首をひねることによって起こる靭帯の損傷です。スポーツ外傷・障害といわれる整形外科疾患には、前十字靭帯断裂や半月板損傷、アキレス腱断裂、テニス肘、疲労骨折など数多くありますが、足関節捻挫もそのひとつです。
足関節捻挫の原因
足関節捻挫は、足をひねった際の衝撃で靭帯や筋肉が損傷して炎症が起きます。サッカーやバスケットボール、テニスなどの激しい動きのあるスポーツ中に発症することが多く、急な走り出しや方向転換などの無理な切り返し、人との接触やジャンプの着地時に受ける衝撃などが大きな要因となります。
日常生活においては、段差の踏み外しや、つまずいたりすることで発症しやすいです。また、運動不足によって筋肉の柔軟性が低下することも大きく関わります。
足関節捻挫の症状
軽度の症状であれば、くるぶしあたりに軽い痛みを感じますが、歩行は通常通り可能な場合が多いです。
しかし、重度になると強い痛みとともに、腫れや内出血、熱感を伴います。少しの動作でも痛みを感じたり、安静時にも鈍痛を伴ったりする他、くるぶしあたりを押したときに激痛が走るなど、症状には個人差があります。
足関節捻挫を起こしてしまったら
まずは安静にして、足関節周囲を冷やすことが大切です。このときに温めてしまうと、炎症による痛みが増してしまうため注意しましょう。
また、可能であればその場でテーピングなどを施し、痛みが強くならないように固定しましょう。その後、専門家に相談し、適切な処置を受けてください。
足関節捻挫の予防・対策
スポーツをされる方は、運動の前後でしっかりと準備体操を行い、軽くテーピングを施しておくのも良いでしょう。
運動不足の方は、関節や筋肉の柔軟性が低下していると受傷リスクが高くなるため、ストレッチなどをなるべく毎日行いましょう。運動が苦手な方は、ラジオ体操などがおすすめです。
また、湯船に浸かり、身体を芯から温めて血流を良くすることも大切です。
デスクワークなどで座っていることが多い方は、足関節が固まってしまわないように足関節をくるくる回したり、指の曲げ伸ばしをしたりすると効果的です。
足関節捻挫は当院にお任せください
当院では、整体・矯正・ハイボルト電気治療・鍼治療などの幅広い治療メニューをもとに、患者様一人ひとりに合わせた施術メニューを提供いたします。日常生活やお仕事などでの姿勢や、身体の使い方などを確認し、再発しない身体づくりを行っていきます。