肋間神経痛について
このようなお悩みはありませんか?
- 片側のわき腹や背中などが肋骨に沿って痛む
- 咳やくしゃみ、あくび、深呼吸などで痛む
- 前かがみや寝ているときに痛む
- 湿布を貼ってもよくならない
- 帯状疱疹の経験がある
片側の肋骨に沿った痛みが特徴の肋間神経痛
神経痛の中でも「肋間神経痛」ははっきりとした原因が分からない場合も多く、医療機関を受診しても確実な治療法が見つからないこともあります。
そもそも「神経痛」というのは疾患名ではなく、末梢神経のうちの感覚神経が、何らかの刺激を受けて生じる痛みやしびれの総称です。
肋間神経痛は、左右どちらかの上半身に痛みやしびれなどの症状が出るという特徴があります。図のように、肋骨と肋骨の間(肋間)を走る神経に沿って痛みが出ることが多いといわれています。また、背中側の胸椎と胸椎の間からも走るため、背中側もズキズキ・ピリピリするような痛みが出ることもあります。
中には、睡眠時の姿勢でも刺激を受け、痛みで起きてしまったり、横になって寝れなかったりするほどの強い痛みを感じる場合もあります。
肋間神経痛を発症する原因として代表的なものに帯状疱疹が挙げられます。
ウイルス性のものの他、骨粗鬆症や内臓疾患などが疑われることもありますが、受診した医療機関でこのような疾患が見つからない場合もあります。
その場合の原因として可能性が高いのは「身体そのもの」にあるということです。
例えば、肋骨の骨折やヒビ、胸椎圧迫骨折、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、脊椎腫瘍、姿勢不良による身体のゆがみなどが肋間神経を刺激していることが考えられています。
また、最近ではデスクワークによる長時間の同じ姿勢(猫背、巻き肩、背中の丸さ)や運動不足の方も多く、筋肉の柔軟性が低下しているままスポーツ(ゴルフ、野球、テニスなど)を始めて急激に体幹をねじる動作を行い、肋間神経痛を発症する方も多いです。
特に下記に当てはまる方は注意が必要です。
・姿勢不良により肋間が狭くなっている
・筋肉や関節の柔軟性が低下している
・無理な姿勢が続き、背骨や骨盤がゆがんでいる
お悩みの方は当院へご相談ください!
肋間神経痛でご来院の方の多くは『痛いところに湿布を貼って何とかごまかしていた』とお話しされます。しかし、それだけでは根本的な解決にならず、症状を長引かせて悪化したり、繰り返し発症したりする場合が多いです。
当院では、問診・カウンセリング・検査にてお身体の状態をしっかりと確認し、背骨や骨盤など骨格のゆがみ分析も行っています。ゆがみのある部分を正しい位置へと矯正し維持できるよう、ご自宅でのケアやトレーニング方法なども一人ひとりに合わせてお伝えしています。
私たちは、皆様のお身体を一緒に改善していくということがなによりも大切なことだと考えています。